店名にもなった「竹熊」は、少なくとも数百年前より使われてきた地名であるにも関わらず、郵便事業の効率化のために地域の住所から消えてしまった。この地名を店名に借り後世に語り継いでいくためにも、人々の目に触れるファサードのサインは、長い年月に耐えうる頑丈さを持ちながら時代を経ていっそう美しく変化する自然石にし、「竹熊」というこの土地の記憶を力強く彫刻した。また、目の前の田んぼで採れた米を提供する喫茶竹の熊の象徴として、この石には南小国の大地で育った稲わらで編むしめ縄を毎年制作し巻いていく計画だ。
店名にもなった「竹熊」は、少なくとも数百年前より使われてきた地名であるにも関わらず、郵便事業の効率化のために地域の住所から消えてしまった。この地名を店名に借り後世に語り継いでいくためにも、人々の目に触れるファサードのサインは、長い年月に耐えうる頑丈さを持ちながら時代を経ていっそう美しく変化する自然石にし、「竹熊」というこの土地の記憶を力強く彫刻した。また、目の前の田んぼで採れた米を提供する喫茶竹の熊の象徴として、この石には南小国の大地で育った稲わらで編むしめ縄を毎年制作し巻いていく計画だ。